社員紹介


【明日を拓くための想い】

後世に残る、革新の技術を。

航空宇宙技術部

宮川 圭介 Keisuke Miyagawa

2010年入社
東京大学大学院 工学系研究科 機械工学専攻

【入社動機】

大学では機械工学を学び、風車のシミュレーションを研究していた宮川。
大手部品メーカーを中心に就職活動をしていたが、「ここまで規模が大きいと自分の仕事がどこに活きているかわからないのでは?」と疑問を抱く。住友精密工業に関心を抱いたのは、各事業分野において確かな強みがあり、仕事の裁量も大きいと思ったから。工場見学に訪れ、技術者一人ひとりが活躍する雰囲気を感じたことが決め手になった。


世界の翼を、技術で支える。

長年に亘り培ってきた降着装置の設計・開発・製造の技術で、世界有数の降着装置メーカーとしての地位を確立している住友精密工業。宮川が手掛けているのは、その基幹製品ともいえる「航空機脚」の設計・開発だ。
「航空機にとって、脚は安全を担う重要なバーツ。よりよい品質を実現できるよう、トライアンドエラーを繰り返しながら、お客様の要望を満たす製品を実現していきます。」航空機脚の設計・開発は、①手書きレベルでのコンセプト策定を行う。②強度・性能など基本的な項目について解析を用いながら詳細設計を行う。③要求仕様(強度、重量、機能、性能、環境、安全性、整備性など)を総合的に考慮して最適化を行う。④問題点があった場合は改善し、図面に起こす。⑤試作品を製作。⑥数々の性能を図る開発試験を行う。

という流れで行われる。試作品で問題があれば、検証試験を行い、その結果を踏まえて図面を書き直し、厳しい試験をクリアするまで、そのプロセスを繰り返していくわけだ。
「お客様からの要望はもちろん、航空局から認可を受けるには、厳しい安全基準をクリアしなくてはいけない。この仕事は決して妥協を許されないものだと言えるでしょうね。」


自らの仕事が、確かに生きている。

航空機脚のプロジェクトは、早くて5年、長いものでは10年に及ぶものもある。しかし、その設計・開発は決してのんびりとしたものではなく、技術、安全性、経済性などについての検証を徹底して続けていくことになる。宮川が手掛けるのは、高速で飛行する「何10tもの鉄の塊」の着陸を支える極めて重要なもの。その完成に至るまでのプロセスは、一般の人間には想像すらできない難しさがあるのだろう。
「現在、私はMRJの製品に携わっていますが、それらの性能確認試験一つひとつまで、自らがプランニングし、試験条件の設定なども行います。技術者として『これなら大丈夫』という感覚はあるのですが、それらを論理的に説明できなければ、航空局の認可を受けることはできません。初めて担当した試験では、何をどう説明し、どんなデータを示せばいいのか、とにかく苦労しました。けれど、その経験が、感覚的な部分が論理に結びつき、自身の血肉になったと思います。職人的な勘だけで、飛行機を飛ばすことはできないんです(笑)。」

宮川の言葉通り、住友精密工業の仕事は自らが考え、行動し、最適解を導いていくことが求められる。たとえ、その人材に知見がない状況であってもだ。ただし、その壁を乗り越えてこそ、成長が待っているし、自らの仕事が生きていると実感することができるのだ。
「しんどくても、やりがいがありますよ。自らの手で問題を解決することは、技術者の喜びですから。」
宮川は、照れくさそうにそう話してくれた。


この仕事に、100点満点はない。

大きな仕事を任され、顧客の期待に応えていく。その積み重ねは宮川にさらなる力を与え、確かな実績も残している。航空機脚が落下する際のシミュレーションモデルを新たに構築し、より円滑なプロジェクト推進を実現した事例は、その代表的なものだと言えよう。
「試験結果を模擬したシミュレーションの精度がバラバラだったことから、アサインされたのですが、その精度を目標レベルまで向上させることができました。半年ほどかけて、パラメータの見直しなどを行ったのですが、この仕事を通じて、脚の作動原理など基本的な知識に対する理解を深められたことも大きかったですね。」
与えられたミッションから、さらなる学びと成長を掴む。それこそが宮川が持つ大きな力なのかもしれない。そんな彼が常に意識していること。それは、より高みを目指し続けることだ。

「安易に妥協しないこと。常に現状を超えること。
周囲から良いところを吸収すること。そうし続けることでしか、自らの殻を破ることはできません。たとえ、満足のいく仕事ができたとしても、後から振り返ると『もっとできたのでは?』と思うことばかりです。この仕事に100点満点はありませんが、妥協なきチャレンジを続けることで、いつの日か後世に残る革新的な技術を生み出したいですね。」技術、品質面で世界トップクラスの脚メーカーになる。その目標を胸に、宮川は、さらなる研鑽に努めている。


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