オゾンの知識

オゾンとは?



オゾン

語源 ギリシャ語(OZEIN/臭う)
分子式 O3
分子量 48(空気より重く、通常は気体(沸点-112℃))
不安定、速やかに反応。反応後は酸素に。
酸化力が強い。(自然界でフッ素についで2番目)

酸化力比較表

酸化剤 酸化還元電位(V)
フッ素 2.87
オゾン 2.07
塩素 1.78




オゾンの
発生原理

オゾン発生原理 比較表

方式 放電 電気分解 紫外線
発生機 無声放電 水電解セル 水銀ランプ
原理 O2+e(>5eV)→2O+e
O+O2+M→O3+M
3H2O→O3+6H++6e O2+hv(185nm)→2O
O+O2+M→O3+M
原料 乾燥酸素 乾燥空気 イオン交換水 周囲空気
発生効率 10kWh/kg 20kWh/kg 60kWh/kg 550kWh/kg
発生量 ~200kg/h ~30kg/h 0.1~1kg/h 数μg/h~1g/h

工業的に使用する場合は発生量・発生効率から放電方式を採用




オゾンの効果
、利用例





AOP(促進酸化処理)とは


AOP(Advanced Oxidation Process : 促進酸化処理)とはオゾンとUV、H2O2など組み合わせることで、オゾンの約1.4倍の酸化還元電位のあるヒドロキシラジカル(OH・)を生成させ酸化処理を行う処理です。




オゾン取扱いの注意


許容値

  • 0.1ppm 日本産業衛生学会(1985年)
  • 0.1ppm ACGIH(1961年)

1日8時間、週40時間程度の労働時間中に、肉体的に激しくない労働に従事する場合の暴露程度の算術平均(可逆的な若干の変化は身体機能の低下をもたらさなければ許容する立場)。
ただし、0.1ppm以下の濃度であっても注意が必要です。

オゾンの作用

オゾン(ppm) 作用
0.01~0.02 多少の臭気を覚える。(やがて馴れる)
0.1 明らかな臭気があり、鼻やのどの刺激を感じる。
0.2~0.5 3~6時間暴露で視覚を低下する。
0.5 明らかに上部気道に刺激を感じる。
1~2 2時間暴露で頭痛、胸部痛、上部気道の渇きとせきが起こり、暴露を繰り返せば慢性中毒にかかる。
5~10 脈拍増加、体痛、麻酔症状が現れ、暴露が続けば肺水腫を招く。
15~20 小動物は2時間以内に死亡する。
50 人間は1時間で生命危険となる。