Q&A

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よくある質問にお答えいたします。

ポンプの購入方法を教えてください。

弊社は代理店・商社販売を基本としております。取扱代理店、商社については別途お問合せください。

ポンプの在庫はありますか?

弊社ポンプは受注生産品となっており、在庫はありません。納期については通常約1ヶ月~1.5ヶ月を頂戴しております。お急ぎの際はお問い合わせください。

ポンプについて

作動油はどのようなものを使用すべきですか?油圧ポンプクーラントポンプ

油圧ポンプ

●粘度グレードISO VG46~VG68(粘度指数90以上)相当の油圧作動油をご使用ください。6.9MPa以上の高圧では粘度グレードISO VG46~VG68相当の耐摩耗性油圧作動油を推奨します。

●不燃性作動油(リン酸エステル系、水―グリコール、脂肪酸エステル、w/oエマルジョン等)で使用される場合はその都度ご相談ください。

●作動油は清浄なものを使用し、異物や水などの混入に注意してください。作動油の白濁は気泡の混入、茶色の変色は作動油の劣化を示しています。

クーラントポンプ

●水溶性クーラント液をご使用の場合は、濃度2%以上(希釈率50倍以下)としてください。

●不水溶性(油性)切削液でのご使用について
CX・CQTM・E3Pポンプは、不水溶性切削液でも、そのまま使用可能です。最高使用圧力は、下表の様に高い圧力で使用できます。

series 2M series 3.5M series 7M series 10M series
油性での最高使用圧力 2.5MPa 4.9MPa 9.8MPa 14.7MPa

●不水溶性切削液における性能について
油性での吐出量(L/min)等が必要な場合は、切削液の粘度(mm2/s)をお示しの上、お問い合わせください。

●研削や研磨用途又は、加工物がセラミック・チタンなど超硬物・難削材については、事前に弊社へご相談ください。

吸入圧力の使用範囲を教えてください。油圧ポンプクーラントポンプ

ポンプの吸入負荷は-0.03〜0.03MPaとしてください。

フィルターについて教えてください。油圧ポンプクーラントポンプ

油圧ポンプ

吸入側には150メッシュ程度のフィルターを設置してください。25μmのラインフィルター(吐出側)、またはマグネットフィルター等を使用すればポンプ寿命を向上できます。

クーラントポンプ

●クーラント液推奨濾過精度
・CX 20~30μm程度
・CQTM 20~30μm程度
・E3P 30μm程度

始動時の注意を教えてください。油圧ポンプクーラントポンプ

油圧ポンプ

●摺動面の潤滑を良くするため運動前にポンプ内部に注油してください。

●ポンプを初めて始動させる際は、必ず圧力をアンロード状態にし急激に高速回転に上げず、インチング(起動・停止)を繰返し、ポンプ内部・吸込配管内の空気を抜いてから連続運転に入ってください。

クーラントポンプ

●タンク内に十分クーラント液を注入してください。
注入直後は気泡混入の可能性がありますので、運転は消泡後に実施してください。

●初期試運転及びポンプ交換後においてポンプ内は十分なクーラント液で満たされている必要がありますので数回インチング(モータの断続運転)を行ってください。インチングのモータ運転時間は0.5秒~1.0秒としてください。

●E3Pのリリーフ弁は当社出荷時無負荷設定になっております。ご使用条件に応じ圧力設定を行ってください。圧力調整ねじを右(時計回り)に回すと圧力は上昇します。

分解、組立および修理について教えてください。油圧ポンプクーラントポンプ

●ポンプ・モータは弊社の承諾なく分解や組み直し、改造をしないでください。弊社の承諾なく分解や組み直し、改造をされた場合、弊社の保証範囲外となりますので、一切の責任を負いません。

●ポンプ・モータの取り外しは装置の電源を切り、回路の残圧を抜いたことを確認した上で実施してください。

粘度と油温は使用において指定はありますか?油圧ポンプ

粘度は20~500cSt、油温は0℃~60℃の範囲で使用してください。

ポンプの取付、芯出しについて教えてください。油圧ポンプ

●ポンプ取付台は十分剛性のあるものを使用してください。

●ポンプの吸入口は、横または上方になるように取り付けてください。

●ポンプ軸とモーター軸の接続は、チェーンカップリング等のフレキシブルカップリングを使用し、偏心誤差は0.05mm以下とし、ポンプ軸に直角方向の力が加わらないようにしてください。

●ベルト、チェーン、歯車等により横引駆動では使用できません。

●カップリングはポンプ軸にスムーズに脱着できるように取り付けてください。

配管について教えてください。油圧ポンプ

●全て配管フランジを使用してください。

●吸入配管は、管内の流速が1.5m/sec以内になるようにしてください。

●鋼管配管の場合、配管による強制的な力がポンプに作用しないように注意してください。

回転方向について教えてください。油圧ポンプ

時計方向(軸端からフランジ面を見て)が標準です。反時計方向の場合は特殊仕様となります。
又、回転方向の確認は瞬時起動して行ってください。

最高圧力について教えてください。油圧ポンプ

最高圧力での使用は1サイクル中の1/3以下とし、保持時間は20秒以下としてください。