用途例

水族館・プール分野


水族館・プール水槽へのオゾン処理装置設置フロー例

プールアメニティ・水族館分野

循環水の一部を分岐してオゾン処理することで、透明度向上、臭気低減、殺菌等に著しく効果を発揮します。

水族館飼育水槽へのオゾン処理導入例

導入前

導入前(色度2.7)

導入後

導入後(色度0.7)

納入実績

スイミングプール向 (1988年~) 450施設(800台)以上
動物園・水族館向 (1990年~) 30施設(105台)以上


中水処理分野


ビル中水(雨水・厨房排水等のトイレ用水への再利用)の一例

当社オゾン処理システム(SRSシリーズ、STSシリーズ)の特徴

コンパクト設計・省スペース

ビルの機械室などへの設置のし易い、コンパクトな空冷式PSA酸素発生機内蔵型オゾナイザ、エジェクタ式反応部の採用

簡易施工

オゾン処理のための反応器、排オゾン分解塔などはコモンベース上に組み込み、処理水出口の配管接続と主電源の投入のみでOK


洗浄殺菌/除菌分野


一般的な殺菌/除菌手段は塩素系薬品が一般的ですが菌が耐性を得ると効果が低下します。対策として塩素濃度を高めたり投入量を増やす措置が取られますが、この措置によって残留塩素が増加し味や風味、臭気などへの影響懸念が大きくなります。
ますます高まる食の安全性や循環型社会への適応に際して、残留性の無いオゾンのご利用を是非ご検討下さい。洗浄排水のリサイクル利用などを通じて冷熱エネルギー回収にも寄与できると考えます。

海外では日本よりもオゾン処理が一般的に利用され、海外製設備などに除菌装置として組み込まれている場合があります。
海外製品のメンテナンスに懸念などある場合も、是非ご相談ください。

利用例

ペットボトル ボトル/キャップ洗浄、コンテナ等樹脂容器洗浄、食品の表面洗浄・除菌、洗浄水リサイクル(用排水量削減、冷熱エネルギー回収) など。

ペットボトル ボトル/キャップ洗浄
食中毒を引き起こす懸念があるもの
ノロウイルス、腸炎ビブリオ菌、サルモネラ菌、病原大腸菌、エルシニア・エンテロコリチカ菌、カンピロバクター菌
食中毒を引き起こす毒素
ウェルシュ菌、セレウス菌、黄色ブドウ球菌、ボツリヌス菌
風味を悪化
乳酸菌
ペットボトル ボトル/キャップ洗浄

厨房におけるオゾン発生機の使用例

食品の表面洗浄・除菌

脱臭分野


工場立地上の避けられない課題

土地再開発などを背景にした工業地の宅地利用やマンション高層化により、工場は周辺住民の臭気や騒音に対する苦情対応機会が増加しています。末永く地域で共存するためには企業は今後ますます対応に迫られることが考えられます。 オゾンはその活用方法によって脱臭機構が異なりますが、様々な臭気原因物質を化学反応によって分解し低減することが可能です。

脱臭分野

陸上養殖事業分野


陸上養殖事業
製品の臭気改善・味上げ効果

餌や排泄物由来の臭気を分解・脱臭する ことで生産品の品質を向上(味や香り)

省エネ効果

循環利用によって補給水を最小限とし、冷熱エネルギーをリサイクル

透明度向上

循環水の透明度を上げ、水中の画像解析精度向上や見学者への飼育環境アピールに。

除菌効果

オゾンによる殺菌で感染症を防止
オゾンは残留しないため、生産品への 薬剤の残留懸念がゼロで安心

溶存酸素の改善

オゾン発生機は酸素発生機を内蔵しているため、オゾンと同時に酸素注入も可能

環境負荷低減に貢献

オゾンは反応後酸素に戻り残留性が無く生態系への影響は無用

出荷日数の短縮

出荷水槽の循環水を処理することにより畜養期間を短縮を期待(ジェオスミン等を分解)

 陸上養殖事業に於けるオゾン利用例

陸上養殖事業に於けるオゾン利用例

排水処理(オゾンによる高度処理)分野


工場排水等に含まれる様々な水質負荷の要因物質をオゾン処理することで環境負荷低減に貢献致します。
オゾンは強い酸化力を持ち、炭素-炭素間の二重結合を含む不飽和結合に選択的に反応するため、生物処理などでは分解が困難な難分解性物質もオゾンやAOP処理(*)により分解が可能です。

AOP処理

Advanced Oxidation Process(促進酸化)の略。オゾンとH2O2等を組み合わせ、より酸化力の強いOHラジカルを生成しそのOHラジカルの力で難分解性物質を分解する処理です。