WORK

製造(機械加工)|油圧機器

『住友』の安心と『精密』の奥深さ
K.O2018年入社
  • #新卒(高・専門卒)
  • #技術系職種
私の仕事内容
射出成形機などの産業機械に使用される、油圧ポンプ・クーラントポンプの製造を行っています。私が担当しているのはポンプの要となるギアを収納するギアハウジングの加工です。住友"精密"工業というだけあって、求める加工レベルはミクロの単位。最初は驚きましたが、このこだわりが性能や品質を支えていますので、妥協はしません。旋盤やマシニングセンタを動かし、求める品質を目指して加工を行います。出来上がった製品は細部まで品質を確認し、世界に送り出していきます。金属加工は単に機械を動かせば良いと言うものではなく、金属の性質、刃物の特性や運転時間など、様々な条件に合わせて調整が必要です。知識と経験の積み重ねから生まれる感覚までも使う、奥深い技術です。
仕事のやりがい
奥深い技術ですので、なかなか大変ではありますが、その分、自分の成長を感じることができます。入社当初はできなかったことも、今はサッとできるようになりました。「俺ってやるやん!」と心の中でガッツポーズをしています。特に自分の成長を感じたのは、難易度の高い加工の時間短縮に成功したこと。これまでに先輩達が加工時間の短縮を目指して、マシニングセンタのプログラムの変更に挑戦してきていたのですが、なかなか成果に繋がらなかった製品がありました。先輩達とは違う角度からのアプローチを試みたところ、5分かかっていた加工時間を1分に短縮することができました。もちろん、品質はそのままです。先輩たちから「やるなあ」と声をかけてもらって、少し鼻が高くなりました。
仕事の難しさ
この仕事をはじめて7年になりますが、まだまだ覚えることが多いと痛感します。私がうまく加工ができなくて悩む工程において、先輩はサッと作りあげてしまいます。「なんでそんなことできるの...」と唖然とします。ちょっとした機械の音や挙動の変化を察知して、次々、やり方を変えていく先輩と比べると、7年経った今も、自分はまだまだ半人前。知識を凌駕するだけの経験を積み、技術屋の感覚を身につけていかなくてはと思います。先輩に助けてもらっている時は、先輩の手の動きや体の動き、オペレーションの仕方、気の配り方などに意識を集中し、技術を体に染み込ませようと心がけています。一人前になるまでの道のりが遠いからこそ、意欲的に仕事と向き合えます。
入社動機と
入社後のイメージ
高校の先輩が当社で働かれていたのがきっかけです。私の母が、先輩のお母さんから「住友精密工業は良い会社だよ」と聞き、興味を持った私が工場見学に参加したという流れです。工場見学で感じたのは、引率をしてくれた社員の方々の人柄の良さ。高校生の私たちが萎縮しないように、楽しくわかりやすく案内をしてくれました。『住友グループなら安定しているだろうし、働いている人たちも感じが良いし、ここにしよう』と決めました。入社をして感じたのは、やっぱり良い人が多いということ。もちろん加工現場は機械が多く、危険もあるので安全のために厳しく言われることはありますが、オフの時間や労働組合主催の懇親イベントなどでは、優しい人柄全開で接してくれるので、居心地が良いです。
当社の自慢
就職が決まった時、友達に「住友グループの会社に就職する」と話したら、「安定していそう。すごい!」と言われました。実際、住友グループの安定感・安心感を日々感じています。コロナ禍の頃、仕事が減った友達が多かったのですが、当社は仕事がなくなることがありませんでした。また、同僚の誰かが有給休暇を取得しても現場に迷惑がかからない体制ができているので、気遣いなく休むことができます。何より一番すごいと感じたのは新婚者住宅制度。結婚をし、一定の条件を満たしている社員は、特別な家賃補助を受けることができます。おかげで結婚後、すぐに広い家に引っ越しをすることができました。妻も喜んでいます。自分自身も、そして家族も安心してくれる会社ってなかなかないと思います。「住友グループ」の安心と「精密」の技術を手に入れてください。
メッセージ