WORK

調達

商社のような交渉とメーカーならではのつくる喜び。
藤本 麗奈フジモト レナ 2017年入社
_
私の仕事内容
航空宇宙機器の開発・製造に使用する、素材や部品を調達しています。国内はもちろん、アメリカ、カナダ、シンガポールなどにあるサプライヤーに連絡を取り、QCD(クオリティ、コスト、デリバリー)の条件を最も満たす企業と仕入れ契約を交わします。世界を相手にする仕事のため、電話やメールなどで外国人と英語を使い渡り合います。私はまだ経験していませんが、先輩たちは海外へ飛び、直接交渉を行っています。品質とコストを見定めることはもちろん、何よりも、ともに高い品質に向かってものづくりをしてくれる仲間(サプライヤー)を見つけることが大切です。
仕事のやりがい
地元兵庫から、世界を相手に仕事ができる。これが面白さです。昨年、ある部品の通年購入契約を任されました。世界中の取引先に1000点以上の部品見積もりを依頼しました。取引先はそれぞれに異なる強みを持っています。そのため同じ部品でも、品質、納期、価格にそれぞれ差があるのですが、それを知ったときは驚きました。そのなかから、どの企業がフィットするのかを見定めねばなりません。先輩や他の部署の人にも相談しながら、 最後は私が決断し、契約を締結しました。商社のような交渉と、ものづくりに関わる醍醐味。その両方を楽しむことができるのが魅力です。
仕事の難しさ
こちらの考えていることを正確に伝えることの難しさを実感する毎日です。取引先とは、国も文化も得意分野も異なるため、お互いの認識に差がある場合もあります。私が重要だと思っていることでも、相手にとってはそれほどでもなかったりするのです。この差異を埋めるために説明をしても、海外ドラマのワンシーンのように、あっさりした返事をされることもあります(笑)。ですが、そこでへこたれている時間はありません。こちらの優先度と重要度を伝えながら、求めるクオリティーに理解を示してもらえるよう、粘り強く交渉し続けることが大切です。
当社の自慢
フレンドリーさが魅力ではないでしょうか。最初に感じたのは就活中ですね。当時の採用担当者が「うちの食堂、たまにハズレのメニューがあるんだよ」と笑う姿を見て、『こんな人と仕事がしたいなぁ』と思ったんです。変わってますかね?(笑)学生の私に本音を話してくれたことが、好印象だったんですよ。その時の印象は社員として働く現在でも変わりなく、 飾らない人たちが私をサポートしてくれています。
就活生の皆さんへ
メッセージ